簿記の魅力と資格取得の意味

みなさんは何故、簿記の資格を取得しようと思われたのでしょうか。「就職や転職に有利だから」または「将来、公認会計士になるため」という方もいることでしょう。もちろん、それら理由や目的は決して間違いではありません。

しかし、簿記の資格を持つ上でメリットとなるのは資格そのものではなく、簿記検定に合格するため学習し身につけた簿記(会計)の知識とスキルにほかなりません。資格は単にその知識やスキルを証明する肩書きに過ぎません。

会社の経理部に所属する方にとって、簿記は必須の知識でありスキルです。しかし、経理部以外の方には必要ない知識やスキルかといえば、決してそうではありません。簿記の持つ本当の魅力と資格の意味を知りたくはありませんか?

簿記の「知りたい」に答えます

例えば、営業マンが取引をしたい企業を選択する場合、どのような指標を元に選択するのでしょうか。その選択指標の筆頭に挙がるのが、企業の経営状況を表す財務諸表にほかなりません。

また、部下を持つ管理職ともなれば、部署やグループ単位の業績はもちろん、会社自体の経営に対する嗅覚を持ってしかるべきです。その際、財務諸表を読み解く簿記の知識がある人とない人の差は歴然。上司からの信頼度も天と地ほども差が生じてしまうことでしょう。

なお、プライベードでも簿記の知識は役立ちます。例えば、あなたが株などの投資を行う個人投資家であった場合、投資(株の購入)先企業をどう判断しますか? 多分、大半の方が最近の株価の変動をその判断基準としているのではないでしょうか。しかし、そこに企業の経営状況を判断する簿記の知識が備わっていたらどうなることでしょう。より長期的な視野に立った、有効な投資が行えることは明らかです。

このように、簿記の知識やスキルは、何も経理部に所属する方だけのものではありません。あなたの仕事に対する意識の持ち方により、どんな職業や職種の方にも有効に機能する武器となり得るのです。そして、それが簿記という知識の魅力であり、簿記資格を取得する大きな意味でもあるのです。

このサイトでは、そうした簿記の本質に気づき、後の仕事や生活に役立てようとしている方たちに向け、簿記試験に関する「知りたい」にお答えします。