試験概要と学習計画
合格率を20%後半から40%前半で推移する日商2級の試験に対し、私は「挑戦自体を考えられないほどの難関ではない」と述べました。
それは、試験の難度に加え、挑戦のチャンスが多いことも理由のひとつとなっています。ここで、日商簿記検定試験の概要を見てみましょう。
【日商簿記検定試験概要】
□受験資格:年齢、性別、学歴に関係なく誰でも受験することが可能
□試験日程:年三回実施/2月の第4日曜日、6月の第2日曜日(1級試験
は実施なし)11月の第3日曜日
□実施場所:全国の大学や高校など指定会場で実施
□受験料 :2級 4,500円、3級 2,500円
□申込方法:全国の商工会議所及び「商工会議所の試験」サイトでの受付
□試験科目等
受験級 試験科目 試験時間 合格基準
2級 商業簿記・工業簿記 120分 各70点 ※科目合格無し
3級 商業簿記 〃 ? 70点
注目して欲しいのが試験日程です。そう、日商簿記検定は2級、3級ともに年3回実施されるチャンスの多い試験なのです。もちろん、狙うべきは2級と3級の1発かつ同時合格なのですが、もし、不合格となっても3?4ヶ月後にはリベンジのチャンスが巡ってくるということ。この程度の期間であれば、モチベーションを維持したまま次回の試験に挑戦できるのではないでしょうか。
最低3ヶ月間の学習期間を確保する
一般的に初学者の方が日商3級の合格レベルに達するまでに30?50時間、2級の合格レベルにはさらに100?150時間程度の学習が必要とされています。となれば、2、3級の同時合格を目指す場合は、150?200時間程度の学習時間を想定しておくべきでしょう。
平日は1日2時間、土日は各5時間で週間20時間。週で7週?10週、月では2ヶ月?3ヶ月は必要となる計算です。もちろん、社会人ともなれば毎日計画的に学習時間を確保できる保証はありません。
そこで提案するのが、予定する試験日の最低3ヶ月前からの学習です。考えてみてください。わずか3ヶ月で、初学者のあなたが日商2級資格のホルダーとなることが可能なのです。この3ヶ月を決して無駄にはしないで下さい。